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こんにちは!

ライダーのツクヤです!

第1回、2回と続いた保険の話ですが、今回は第3回盗難保険のお話です。

↑前回「任意保険について」はこちら!

それでは早速盗難保険についてご紹介したいと思います。

盗難保険って必要?バイクはどれくらい盗難される?

日本におけるバイクの盗難被害件数は?

盗難保険が必要かどうか、の前にまずは年間でどれくらいのバイクが盗難の被害に遭っているかということをご紹介したいと思います。

警察庁の統計によると、2024年の盗難件数は11,641件でした。

過去数年の経過を見ていくと、2020年は9,018件、2021年は7,569件、2022年は7,913件、2023年は9,946件となっています。

※警察庁統計「犯罪統計」(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/statistics.html)より引用

これは2024年には1日あたり全国で約32台のバイクが盗難被害に遭っているという計算になります。

こう考えると以外と多いですよね。

また、バイクの盗難の場合、その検挙率は毎年大体20%弱くらいで推移しており、5回に1回くらいの割合でしか犯人が捕まっていません。

2024年の侵入窃盗や自動車盗等の重要窃盗犯全体の検挙率が55.7%であることを考えると、バイクの窃盗の場合の検挙率の低さが目立ちます。

バイクを専門に狙う窃盗団による犯罪も発生しており、盗難対策をしていても盗まれるケースもあります。

盗難被害に遭ったバイクが見つかるケースは大体10%くらいだと言われており、しかも見つかっても無傷な状態であることは殆どありません。

盗まれやすいバイクの傾向はある?

では、次に盗まれやすいバイクの傾向をご紹介します。

盗まれやすいバイクに総じて言えることですが、価値の高いバイクが狙われます。

窃盗団による転売や海外への不正輸出目的の盗難被害が発生していることとも関係しますね。

盗まれやすいバイクの傾向としては…

・最新の高級なバイク(大型のスーパースポーツバイクやアドベンチャーバイク等)

・海外で人気のあるバイク

・高価なカスタムパーツがついたバイク

・旧車などのコレクターズアイテムとして人気のあるバイク

・やんちゃな人に人気のあるバイク

・原付

という傾向があります。

分類していくと、窃盗団に狙われやすいバイク、やんちゃな人に狙われやすいバイク、気軽に盗めそうなバイクの3つの分類に分けられそうですね。

最新の高級なバイク、海外で人気のあるバイク

車両価格の高価なスーパースポーツバイクは総じて盗まれます!

ドゥカティのパニガーレやヤマハのYZF-R1.R6、BMWのS1000RR等の盗難報告はXなどのSNSでよく見かけますよね。

また、大型アドベンチャーバイクもよく盗難されます。

BMWのGSシリーズ等、あんな大きなバイクどうやって盗むんだと思われるかもしれませんが…盗まれます。

これらのバイクは車両価格が高く、大切に乗られていることが多いのと、海外でも人気が高く窃盗団による不正輸出や転売の対象として狙われることが多いようです。

高価なカスタムパーツが付いたバイク

有名なブランドの高価なカスタムパーツでカスタムされたバイクは盗まれるケースがあります。

こちらは車体だけでなく、パーツのみ盗難されるケースも多発しています。

特に盗まれやすいのがスリップオンマフラー。

素人でも簡単に外すことができる上に、バイクの車体と違って転売した際に特定されるリスクが小さいことから、お手軽な小遣い稼ぎの手段として盗まれるケースがあります。

私の友人もイオンモールの駐車場にバイクを停めて中に入っている間にスリップオンマフラーだけ盗まれていました。

旧車などのコレクターズアイテムとして人気のあるバイク

旧車ブーム等の影響もあり、価格の高騰している旧車は窃盗団に目を付けられることがあります。

部品単位でも高い価格で取引されることから、解体して部品として転売されるケースがあるようです。

具体的にはカワサキのZ1やZ2、ホンダのCB750、スズキのカタナ等が挙げられます。

もう少し新しくなると、カワサキのゼファーやZRXなどのネイキッドバイク、ホンダのNSRなどのレーサーレプリカも転売目的で盗難されるケースがあります。

カワサキの旧車は総じて盗まれます。はい。

また、ホンダのCBX400シリーズは盗難が多発しすぎて盗難保険に加入できないバイクとして有名です。

国内4メーカーの正規販売されたバイクのうち、加入できないのはCBX400だけという状態からもその盗難率の高さがうかがえます。

やんちゃな人に人気のあるバイク

いわゆる族車のベースとして人気のあるネイキッドバイクですね。

キー無しでもエンジンを簡単に始動できる方法が知られてしまっていることもあり、防犯対策をしていないと簡単に盗難されてしまいます。

また、ベース車両の高騰に伴い、転売や部品目的での盗難も増加しています。

原付

50㏄の原付は防犯対策が甘いユーザーも多く、突発的に盗難されるケースが多いです。

転売等の目的ではなく、乗り捨てられているケースが多いようです。

ヤンキーが原付を盗んでくるアレですね。

125ccクラスになると、転売目的での盗難も増加してきます。

中国や東南アジアやでの需要が高く、不正輸出目的で盗難にあうケースがあります。

ホンダのPCXの盗難が一時期多発していた他、耐久性の高さから人気のあるスーパーカブシリーズの転売目的での盗難が増加しています。

盗難保険に加入した方が良い方とそうでない方

次に盗難保険に加入した方が良い方とそうでない方をケース別にご紹介します。

盗難保険もお金がかかりますからね、かならずしも全員絶対加入した方が良いですよという訳ではないのです。

盗難保険に加入した方が良い方

まずは加入した方が良い方

バイクをローンで購入した方

盗難保険に加入した方が良い方、まずはバイクをローンで購入して、まだ支払いの残っている方です。

このケースは加入しておくのがおススメですね。

ローンの支払い期間中にバイクが盗難されてしまうと、手元にバイクがないのに支払いだけが残ってしまい、次のバイクを購入するにしても大きな負担になります。

心理的にも手元にないバイクの支払いだけが残っているのはちょっと辛いものがありますよね。

盗難保険に加入していれば、ローンを清算したり次のバイクを購入するための資金として活用できるので負担が減らせるのでおススメです。

個人的には絶対加入した方が良いというレベルでおススメするのはこのケースくらいですねw

盗まれやすいバイクに乗っている方

次に、盗まれやすいバイクに乗っている方です。

高価なリッターSSや旧車など、盗まれると同じバイクを再購入するのに大きなハードルのあるバイクに乗っている方も加入をおススメします。

原付はともかく、他の盗まれやすいバイクは総じて車両価格が高く、盗まれてしまうと金銭的にも大きな負担となってしまいます。

盗まれないのが一番ですが、盗まれやすいバイクがあるのも事実ですので、そういったバイクに乗っている方にも加入をおススメします。

ただし、盗まれやすいバイクや高価なバイクはそれだけ保険料も高額なことが多く、その保険料を払い続けてもいいかなと思う方は加入する、くらいの感覚でいいのかなとは思います。

カスタムされたバイクに乗っている方

次におススメするのは、カスタムされたバイクに乗っている方です。

バイク本体もそうなのですが、高価なカスタムパーツが盗難された際のダメージを減らす意味でも盗難保険の加入がおススメです。

注意点は、カスタムパーツを購入した際の明細は忘れずに取っておくことですね。

購入日時や価格が分かった方が手続きがスムーズに進みます。

盗難保険に加入することをおススメするのは以上の方々となります。

盗難保険への加入をおススメしない方

では、次におススメしない方ですね。

こちらも、一定数存在します。

安いバイクやボロボロのバイクに乗っている方

まずはこの方々ですね。

中古で安価に手に入るバイクに乗っているなど、盗まれても再購入が容易なバイクに乗っている方には盗難保険の加入はあまりおススメしません。

「盗まれてもまた買えばいいか」と割り切って再購入できるくらいの価格のバイクであれば、毎年保険料を払い続ける方が負担に感じる可能性がありますよね。

また、ボロボロのバイクはそもそも盗難の可能性が低い上に、上記のケースと同じで価格も安いので、こちらも毎年の保険料の支払いの方が負担になってきそうですよね。

盗まれても精神的、金銭的に支障のない方

盗まれてもすぐに同じバイクを買い直すことができるよ、という方にもあまりおススメしません。

現行車の通常仕様のバイクで、すぐに手に入る車種だったり

金銭的に余裕があり盗まれてもまた買えばいいか、くらいの方は盗難保険に加入する恩恵はそれほどないのかもしれません。

また、少数ではあるかもしれませんがそもそも盗まれてもまぁいいか、くらいの感覚でいる方にも加入はあまりおススメしません。

保険料の支払いの方が負担に感じるでしょうからね。

おススメの盗難保険はある?

さて、バイクをローンで購入していたり、高額なバイクを所有していたりと、盗難に遭うと痛手な方におススメな盗難保険をご紹介します。

Zuttoride盗難保険は、国内4メーカーへの盗難保険サービスのOEMも行っているZuttoride株式会社が展開している盗難保険です。

私のCBにかけているホンダドリームの盗難保険も運営元はここですね。

盗難保険以外にもロードサービスを付帯できるのが特徴で、必要な補償を組み合わせて使うことができます。

また、カスタムパーツの盗難や鍵穴へのいたずらへの補償もあり、バイク本体の盗難以外にも備えることができます。

↓Zuttoride盗難保険

盗難以外にも事故なんかでローンの残っているバイクが廃車になってしまったら大変ですよね。

一般的にバイクの任意保険には車両保険が付かないことが多く、ローンの残っているバイクが廃車になってしまったら、あとはただただ存在しないバイクのローンを払い続けるだけ、なんてこともあります。

Zuttorideでは車両保険も取り扱っており、万が一事故でバイクを廃車にしてしまったり、修理が必要になってしまった場合に備えることができます。

↓Zuttoride車両保険

まとめ

バイクの盗難件数は80年代の頃に比べると数自体は少ないのですが、コロナ以降また増加しており各自での対策が必要です。

転売や不正輸出目的での窃盗団による盗難も相次いでおり、ロックなどでの対策も必ずしも効果があるとは言い切れません。

特にローンで購入したバイクを所有している方には盗難保険への加入をおススメします!

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