WRX S4は買って後悔する?VAGアプライドC型WRX S4の良いところと悪いところ【バイク乗りクルマを買う】


こんにちは!

ライダーのツクヤです。

今回はドライバーですw

実は我が家にはバイク以外に車もあります。

それがこちら、スバルWRX S4(VAG-C型)

前期型の最終モデルとも言われるアプライドC型ですね。

4年ほど乗っていますので、今回はこの車の良いところと悪いところをご紹介していきたいと思います!

WRX S4(VAG)ってどんな車?

ではまず私が乗っているWRX S4がどんな車かご紹介!

VA型のWRXは2014年から2021年まで販売されていたスバルの4ドアセダンです。

この代からインプレッサの名前が外れ、モータースポーツのベース車両としても使われるWRX STIと日常使いや長距離走行の快適性も考慮されたWRX S4(海外仕様はWRX)の2本立てとなりました。

WRX STIとWRX S4の大きな違いは搭載エンジンとミッションの違いです。

WRX STIは2L水平対向ターボエンジンEJ20(海外仕様は2.5LのEJ25)マニュアルトランスミッションWRX S4は同じ2L水平対向ターボエンジンですが直噴エンジンのFA20(ハイオク仕様、北米仕様はレギュラー仕様)にスポーツリニアトロニックの組み合わせです。

スバル車は年次改良で毎年マイナーチェンジが入るので、詳細を追うとものすごく長くなってしまいますからざっくりとした年式ごとの違いをご紹介。

WRX S4は大きく分けると2014年~2016年のアプライドA~Cが前期型、2017年~2021年のアプライドD~Fが後期型となります。

大きな違いはフロントバンパーとヘッドライトのデザインの違い、各種センサー類追加とアイサイトの機能の違い、グレード体系の違い(STIsportは後期型のみの設定)、タイヤサイズの違い(後期型のGT-Sグレードは245/40R18が標準装備、前期型はB型以降にオプション装備 )です。

他にも細々とした違いがあるのですが、外見でパッと見てわかるのはフロントバンパーのデザインくらいですねw

エンジン性能等は前期型、後期型で違いはなく共通です。

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C型の特徴

C型の特徴というか、AB型からの変更点をご紹介。

一番の違いは室内の内張ですね。

ルーフトリムの素材が不織布からトリコットへ変更されています。

あとはリアのワイパーブレードの形状が変わって風切り音が低減されている他、フロントドアのウェザストリップが2枚になりこちらも静粛性向上へ寄与しています。

我が家のWRXの状態

では、我が家のWRXの状態もご紹介していこうかと。

2021年に中古で購入した2016年式、アプライドC型のWRX S4、グレードはGT-Sです。

1万キロぴったりくらいで購入して、現在49000キロ、良く乗りましたねw

中古購入時から純正オプションが多数装着されていた個体で、見た感じで分かる部分だけご紹介していこうかと。

というか最初からいろいろ付いていたものなので、どこまでがオプションなのか完全には把握できていないというw

外装のオプション

・18インチホイール&245/40R18タイヤ&専用セッティングのビルシュタインダンパー
・エキゾーストフィニッシャー
・ベースキット(エアロスプラッシュ、カラーナンバープレートベース、ドアバイザー、LEDアクセサリーライナー、ナンバープレートロック、ホイールロックセット、フロアカーペット)
・サンルーフ

内装、機能のオプション

・アドバンスドセーフティパッケージ
・カロッツェリアナビ&バックカメラ
・ETC2.0
・本革シート(シートヒーター、ポジションメモリ機能付き)
・フットランプ
・センターコンソールイルミネーション

本当に色々ついていまして、特に本革シートとサンルーフ、オプションの18インチホイールの3点セットが付いている個体はかなりレアなのではないかと思います。

VAGでサンルーフあんまり見ないですよね~

そして、購入してから取り付けたチューニングパーツが…

トラスト GreddyコンフォートスポーツGTスラッシュ

テールピースのみ交換タイプのマフラーです。

こちらも取り付けてから3年くらいですかね?

見た目が最高にカッコいいです。

こちらはまた別で記事が作れたらいいなと思います。

WRX S4の良いところと悪いところ

では、先にWRX S4の良いところをご紹介。

WRX S4の良いところ

・塗装が綺麗

まずはこれですね。

キモオタブルーWRブルーパールの塗装がめちゃくちゃ綺麗です。

深みのある青によく見るとパールの入った輝度の高い色で、駐車場に停めていても自分の車の場所がすぐ分かりますw

スバルといえば青!

実際のところ白とか黒もあるので、どのカラーが一番多いんでしょうね?

・かなりパワフル、出足が早い

WRXの名を冠するだけあってかなりパワフルなエンジンとAWDによる安定したグリップで出足はかなり早いです。

特にS#モードだと怒涛の加速をしますね。

マニュアルモードで引っ張ると加給が始まったあたりから凄まじいパワーを発揮するので、高速道路の合流等も余裕です。

・シートが大きい

北米市場が中心のスバルらしく、フロントのシートが大きくてゆったりと乗れます。

自分は身長180㎝ですが特に窮屈感もなく乗ることができています。これがコンパクトカーや軽自動車だとこうはいかない。

もちろん助手席も広々なので、お隣に乗る方もにっこりですね。間違いない。

・リアシートもちゃんと使える

ちゃんとした4ドアセダンなので、後部座席もしっかり大人が乗車することができます。

前型からホイールベースが伸びた分が後部座席のスペースへと割り当てられているので、後部座席に大人が座っても足元に余裕があるくらいには乗れます。

後部座席はリクライニングはしませんが、座面も広く快適に乗れるはずです。

(ただしサスペンションは固い)

・しっかりスポーティー

ここまで快適性方面での利点を挙げてきましたが、この車はWRX、しっかりスポーティーです。

ビルシュタイン製のサスペンションは硬めでしっかりと路面に追従する優秀なもの。

ステアリングも反応が良くクイックな味付けで、ワインディングも楽しめます。

ある程度エンジンを回すとターボの音も聞こえるので結構やる気を感じますw

また、I,S,S#の3つのモードがありS#だとアクセルレスポンスもかなり良くなり、8段で変速するモードへと切り替わります。

・カスタムパーツが豊富

WRX S4はカスタムパーツが豊富なのも良いところです。

外装や排気系はスバルのスポーツカーの代表作、WRX STIと共通なのでエアロパーツやマフラー等共通のものが使えますし、

根強い人気のツーリングワゴン、レヴォーグもWRXとの共通部品が多いのでカスタムパーツが同じものが使える場合があります。

WRX STIとレヴォーグという人気車種2車種との共通部品が多いことがWRX S4のカスタムパーツの多さに繋がっているようです。

WRX S4の悪いところ

次に悪いところですね。

・燃費

スバル車の宿命ですねw

AWDにターボとハイオクガソリンを食いまくりますw

街中だとリッター7,8㎞くらいまで落ちますが、高速道路や田舎道だとリッター13㎞くらい走ります。

まぁ燃費を気にして走る車ではないので仕方ないですね。

・タイヤが量販店に置いていない

これは前期型のオプションや後期型のGT-SやSTIスポーツの245/40R18タイヤです。

大体の量販店には225/45R18までしか置いていないことが多く、245/40R18のタイヤが置いていないことがよくあります。

タイヤの選択肢が少なくなる、交換費用も高くつくのが欠点といえば欠点ですね。

オンラインで購入して取り付けてもらうのが安上がりです。

・乗り心地が硬い

これは年式やグレードによりますが…

前期型のビルシュタイン装着グレードは一概に結構硬めの乗り心地です。

後部座席が特に突き上げ感を感じる場合があるので、人によっては不快に感じる可能性があります。

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WRX S4は買って後悔する?

見た目が好きでスポーティーな4ドアセダンが欲しい方、AWDで寒冷地でも安心なセダンを探している方にはおススメです!

最近はセダンもかなり減ってきましたし、その中でも4WDがラインナップにある車はかなり少ないので、貴重な選択肢ですよね。

カスタムパーツも豊富なので、弄りたい方にもおススメです!

燃費とタイヤの価格が許容できれば決して後悔しない車だと思います。

中古価格もかなりこなれてきたので、選択肢に入れてみるのも良いのでは?

ではまた!


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