こんにちは!
ライダーのツクヤです。
いよいよ大阪モーターサイクルショーが開催されましたね!
今年は各メーカー注目のニューモデルが多く、サプライズ発表のモデルもあったので気になっていた方も多いのではないでしょうか?
各メーカーの注目モデルや気になったモデル、またがりOKのモデルは跨ってきたので足着きもチェックしてきましたよ。
ニューモデルの情報が気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
※筆者は身長約180㎝、体重65㎏、股下約85㎝です。同じような体格の方は参考にしていただきやすいかと思います。

①ホンダ
まずはホンダのブースから!
まず何といってもサプライズ発表のあったCB1000Fコンセプトの注目度は抜群でしたね。
また、純正オイルのブランド名がこれまでのウルトラシリーズから、ホンダプロになるという発表もありましたね。
あとはCB1300ファイナルエディションと新しくEクラッチの採用されたレブルでしょうか。
サプライズ発表のネオクラシック!CB1000Fコンセプト!

今年のモーターサイクルショーで一番注目されたバイクといっても過言ではないバイクなのではないでしょうか?
出る出ると言われ続けていたCB1000のネオクラシック、というかジャパニーズネイキッドスタイルのCB。
ついに出てきましたね。
いわゆるおじさんホイホイ枠
まだコンセプトと言いつつ、モリワキエンジニアリングやBEAMSとのコラボ企画なんかも存在するあたり、ほぼほぼこの形で出るのではないでしょうか?

少なくとも現状形になっているものが3台は存在するということですからね~
ベースになっているのはストリートファイターのCB1000ホーネット、見る限りではエンジンや前後サスペンション、スイングアーム等は共通のようです。
フレームも同じに見えますが、もしかしたらリアフレームは少し違うかも。
ヘッドライトは新規のものなのではないでしょうか?
個人的には過去のカラーリングモチーフではない全く新しいカラーリングや、これベースのカスタムモデルなんかも期待したいですね。
Eクラッチ採用の新型レブル250

大人気バイクのレブル250にもニューモデルが追加されましたね~
ついに250㏄にもEクラッチが付きました!
レブル250SエディションEクラッチ、クラッチ操作を自動でしてくれる機構の一種が付きました。
もともと初心者に選ばれることの多かったレブルですがさらに初心者にもフレンドリーなバイクになったのではないでしょうか?
Eクラッチの良いところは使っても使わなくても良いというところ。
Eクラッチが付いていることによるデメリットは、多少の重量増以外にはないということなんですよね。
価格差もそれほどないので、これはEクラッチを選ぶ方も多いのでは?

CBR250RRの新色
CBR250RRの新色です。
中身は一緒。
初代CBR250RRのカラーリングを上手く現代風にアレンジしたグラフィックになっているのではないかと思います。
価格は一部の大型バイクよりも高価ですが、これは人気が出そうなカラーリングですね~
ちなみに私が跨ると両足べったりで膝が曲がります。
ちょっと窮屈です。
もう少しシートの後ろに座りたいなと感じましたが、タンデムシートにつっかえてしまいました。
身長175㎝の弟は実際にCBR250RRを所有していますが、窮屈だと言っていたので身長175㎝以上ある方には総じて窮屈なのではないかと思います。
カワサキのニンジャと違ってこちらにはオプションでハイシートの設定はありません。
日本のイベントでは初公開?CB1000ホーネットSP/CB750ホーネット

何気に私が見たかったバイク、CB1000ホーネットSP!
ブレンボとオーリンズがまぶしいですね。
マットブラックの車体色も質感が高くて良さげです。
個人的にはストリートファイター大好きなので、デザインかなり好みです。
日本であまりストリートファイター受けないのが残念です。
跨ってみると、かなりボリュームを感じるタンクとエンジン周りですが、シート前方がかなり絞られており足付きはかなり良いと思いました。
ポジションも若干前傾といったところ、体感的には私のCB650Rと前景具合はそれほど変わらないか、CB1000ホーネットのほうが多少緩やかかなと思います。
SP仕様ということだけあり、走行性能に関わる部分にはしっかりとコストのかけられた作りだと感じます。

CB750ホーネットは画像で見るより実物のほうがかなりカッコいいですw
これもこれで低速からのトルクに優れた270度クランクの2気筒エンジンと、軽量な車体が相まってかなり楽しそうですね~
同じ2気筒のMTやGSX、Zと比べると最高出力も群を抜いて高いので、これはパンチ力のある走りが楽しめそうです。
こちらはCB1000ホーネットよりもさらに足付きは良いですね。
膝が曲がるくらいです。
スリムで軽量な車体なので、多少足付きが悪くても不安は少ないかとも思いますが。
②カワサキ
カワサキのブースも新型車多数でした!
Z900SE、ニンジャ1100SX/SE、ヴェルシス1100と新型3種の日本初公開がありました。
また、KLX230S/SM/シェルパ、ZX-4RR、W230/メグロS1の跨り可能な車体も用意されていました。
カワサキブースの一角ではビモータの車両の展示もあり、こちらもなかなか見ごたえがありましたよ。
カワサキブース人多すぎて公開できる写真が少ないのよ
希少なオフ車、KLXシリーズ

実は個人的にシェルパを購入候補に入れているので、今回跨ってみたかった車両でした。
今回展示のあったのはシート高の高い無印のKLX230以外の3車種(KLX230S/SM/シェルパ)です。
KLX230Sはライムグリーンの車体色がまぶしいですね。
コンパクトな車体でこれで林道なんかを走ったら楽しいだろうなという感じでした。
シート高は845㎜ありますが、跨った時のサスペンションの沈み幅が大きいので足付きもかなり良好。
両足べったり地面に着きますし、何なら少し膝が曲がります。
KLXシリーズはオプションでハイシートを選択することもできるので、自分に合った高さをいろいろと選べるのも良いですね。
参考までに、KLX230S、KLX230S+ハイシート、KLX230、KLX230+ハイシートの順でシート高は低いです。
無印のKLX230のシート高は880㎜あるので、これにハイシートを付けたらかなり人を選ぶバイクになりそうです。
シェルパもベースはKLX230Sなので足付きな関しては全く同じです。
跨ってパッと目に入るトップブリッジやハンドルバーの質感が上がっているので、これは所有感もありそうです。
ポジションも至ってニュートラルで、スタンディングでも乗りやすいかもしれません。
まぁ外装はおそらく簡単に交換できるので、シェルパのハンドルがいいけど外装はライムグリーンがいいなーって方は、シェルパを購入してからKLX230Sの外装を購入するのが良いのではないでしょうか?
フレームのカラーも若干違いますが…
KLX230SMはモタードタイプ。
跨った3種類の中では一番リアの沈み込み量は多いと思いました。
リアサスペンションのトラベル量はKLX230Sと同じなんですが不思議ですね..
このバイクだけフロントフォークがSHOWA製の倒立フォークでした。
なおスイングアームはほかのKLXシリーズがアルミ製に変更される中、SMだけ旧型と同じスチール製のものが使われていました。
あえてスチール製なのか…なんででしょうね?
W230/メグロS1

これも手軽に乗れそうで気になっていたバイク、W230/メグロS1です。
メグロS1はそこそこ値段がするだけあり全体的に質感は高めです。
塗装やメーター周りなど、専用仕上げのエンジン周りなど、中々凝った作りになっているように思います。
2眼メーターもクラシカルで良いですね。
早速跨ってみましたが…これはちょっと窮屈過ぎるな…と。
シート高は740㎜と現行のバイクでは破格の低さ。
KLXと比べたら100㎜も違いますよw
足を地面に下すと両膝が完全に曲がります。
ライディングポジションも正直かなり窮屈w
乗った状態では膝が曲がりすぎて快適とは言いずらいポジション。
快適に乗れるポジションを探そうとケツを後ろにずらしているとタンデムベルトの上まで来てしまいましたw
エストレアにあったようなハイシートが設定されていれば購入候補に入れても良かったかもしれません。
逆に小柄な方や女性の方にとってはシート高さも低く、足付きは現行のバイクでトップクラスに良いのでおススメできると思います。
これより足着きの良いのはレブル250だけなのでは?
日本初公開!Z900SE、Ninja1100SX/SE
今回日本初公開されたのが、モデルチェンジされたZ900SEとNinja1100SX、上級仕様となるNinja1100SXSEです!

Z900SEは今回ヘッドライトのデザインが変わったほか、各種電子制御が追加されたり、電子制御スロットルになったりとかなりハイテク化されましたね。
上下のクイックシフターも対応しているそうです。
SEなのでブレンボのブレーキとオーリンズのリアサスペンション装備。
価格帯も近いCB1000ホーネットSPやMT-09SPに対抗できるモデルとしてのデビューということでしょう。

Ninja1100SXも今回モデルチェンジで排気量を少し拡大して新登場。
こちらも更に電子制御モリモリになっています。
写真はSE仕様なので、専用カラーのキャンディーグリーンメタリックのボディカラーになっています。
ぎらっぎらですね。
ビモータの高額バイクたち

ビモータの高額バイクたちの展示もありましたよ~
こちらはKB998、ZX-10RRのエンジンをビモータのフレームに積んだバイクですね。

日本でも販売予定とのことですが…おいくらになるんでしょう?
少なくとも私が購入できる金額でないのは確かですw
よく見たらカウルがカーボンでした。
赤い鋼管フレームにアルミ削り出しの部品が組み合わされていて質感がこの上なく高いですね。

テージH2tera、NinjaH2SXのスーパーチャージャー付エンジンをビモータフレーム積んだオンロードアドベンチャーです。
フロントはビモータといえばこれ、ハブステアリングです。
属性モリモリですが、こちらも日本導入予定。金額はry

そしてこちらがノンカウル版のKB4RC!
Ninja1000SXのエンジンを積んだネイキッドバイクです。
ショートホイールベースを実現するためにラジエーターはシートの下という変態じみた構造のバイクですね。
ケツ熱くないのかな…?
両サイドのパーツはラジエーターに空気を送り込むためのダクトだそうです。
こちらも惜しむことなくカーボンやアルミの削り出し部品等の高額部品を使用。

隅から隅まで最高級の部品が使われていることが一目で分かります。
質感は最高に良いです。
トップブリッジやスイングアームなんかのアルミ部品はすべて削り出し、一見プラスチックかと思えばすべてカーボン、ホイールはOZ製アルミ鍛造ホイール、前後オーリンズにブレンボのブレーキと凄まじい内容。
お値段も本日跨ったバイクの中で断トツの最高額、470万円でございます。
跨るのを躊躇するレベルw
足付きは良くもなく悪くもない感じ、シートとステップの位置関係なのか、タンクの形状なのか正直ポジションはどこに座ってもしっくりきませんでした。
③スズキ
スズキブースですが、1番の注目は復活した400㏄オフ、モタードのDR-Zシリーズでしょう!
細々とアメリカで生き残っていたDR-Zですが、ついに近代化して国内でも復活しました。
ガチ思考の400㏄オフモタ、DR-Z4S/SM
復活したDR-ZシリーズのうちオフロードがDR-Z4Sです。

黄色とグレーの2色が展示されており、グレーの方は跨り可能でした。
シート高は驚異の920㎜
展示車両にはローシートが装着されていましたが、それでも両足がギリギリべったり設置するかどうかの足付きでしたw
まぁ実際は両足を地面に着くようなシチュエーションはほぼないので、片足が着けば十分です。

DR-Z4SMはモタードタイプ、青と白がありました。
シート高は890㎜だそうです。
跨った際の沈み込み量がそこそこあるので、何とか両足べったり着きました。
これはなかなか人を選ぶバイクですねw
でも軽量な車体にパンチ力のある400㏄エンジン、さらに電子制御スロットル化され、モード切替やトラクションコントロール等の電子制御がモリモリにされたDR-Zシリーズはかなり楽しそうで良いですよね~
④ヤマハ
今回はヤマハも新型を大量投入してきましたね!
目玉はYZF-R9でしょうか、それに加えてマイナーチェンジされたYZF-R3やトレーサー9、Y-AMTを搭載したMT-07とMT-09、新しいカラーを採用したXSR等様々なバイクが展示されていました。
ニューモデル、YZF-R9

ニューモデルのYZF-R9です!
待っていた方も多いのでは?
一目でYZFとわかるデザインに、カウルに最初から備え付けられたウイングレットが特徴的ですね。
展示されていたカラーは上の写真の青と、跨り可能な赤白の2色でした。

前から見るとウイングレットがかなり大きいですね。
跨った感じ、前傾具合はかなりキツめ。
これで長時間のツーリングはちょっと厳しいですね~
足付きは良好で両足べったりでした。
マイナーチェンジ、YZF-R3

マイナーチェンジしてカウルやライト等に変更の入ったR3がこちら、R25も同様の変更を受け、最新のデザインへと変更されています。
写真のは新色でなんとも不思議な色ですね。
青と紫の部分は複数色で塗分けているのかと思いきや、特殊な塗装によって見る角度で色が変化しているのでした。
これカスタムペイントなんかではたまに見かけますけど、純正でこのタイプの塗装ははじめて見ましたw
白い部分も独特の色調のパールが入っており、単にホワイトという訳ではなさそうです。
跨った感じ着きは抜群に良いですね。
ハイシートが欲しいくらいです。
その他ニューモデル

現在の激戦区ことオンロードアドベンチャー、トレーサー9GTが早くもモデルチェンジして登場しました。
ヘッドライトの数がすごい。
これは夜間でも安心して走行することができそうです。

MT-09、そしてMT-07の新色です。
白い車体に水色のホイールの組み合わせが涼しげでオシャレですよね~

個別に見るとどっちがどっちだかもうワカラナイ。
Y-AMTも追加されたのでより多くの方に触れてもらえるのではないでしょうか?

日本限定の新色、XSR900です!
アイボリーの車体がカスタム感あって良いですよね。
古い町並なんかの観光地に停めても絵になりそうです。
これは人気が出そうな予感。
まとめ
とりあえず国内4メーカーの新型等をまとめてみました!
気になるバイクをぜひチェックしてみてくださいね。
まだ撮りためた写真等あるので、また追加更新していきますよ~