こんにちは!
ライダーのツクヤです!
暑すぎてバイクに乗るモチベーションがなかなか保てずかなりツーリング記事の投稿間隔があいてしまいました。
今回も夏場ということで早朝に自宅を出発し、姫路の卸売市場までマグロ丼を食べに行ってきました!
で、こちらはまた別記事にしようと思うので、また見ていただければと思うのですが…
ついでに姫路の景勝地こと小赤壁へ行ってきましたのでご紹介したいと思います!
ツーリング先として考えておられる方や、ちょっと寄ってみようかなという方の参考になれば幸いです。
小赤壁ってどんなところ?
まずは小赤壁ついて簡単に紹介します。
小赤壁は兵庫県姫路市にある景勝地で、瀬戸内海沿いの高さ50mの岩石の絶壁が長さ1kmに渡って続いています。
中国の揚子江にある赤壁に似ていることから名づけられたようです。
小赤壁と名づけられたのは江戸時代、1825年に歴史家・思想家の頼山陽がここを訪れた際に中国、揚子江の赤壁に似ていると名付けたと記録されているのだとか。
現在は公園として整備されており、駐車場もあるほか、展望台や遊具、トイレ等が一通り整備されています。
地元の方はハイキングや登山ルートとしても使用しているようです。
車やバイクで行く場合は、国道250号線から南にわき道を入っていくのが近道ですね。
小赤壁へバイクで行ってみた!
さて、今回は小赤壁へ実際に行ってみました!
まず、駐車場にたどり着くまでがなかなかハードですねw
小赤壁近隣はほぼ標高0メートルに近い海沿いの地域で、小赤壁付近だけが標高50mくらいあります。
つまり、駐車場のある小赤壁の高台まで結構登らないといけません。
その道幅は車やっと1台通れるかなという程度w
しかも、道の入り口も分かりにくいんですよね。
竹林の中を急な上り坂で上ること数分、駐車場にたどり着きます。
時期や前日の天候にもよるのかもしれませんが、アスファルトが見えないレベルで竹からの落ち葉が積もっていて、バイクで徹にはかなり気を使う状態に…

写真はまだマシな場所で、撮影の余裕がない悪路が続きます。
道はとても狭いのに、駐車場はかなり広いです。
この駐車場の面積を少しでも道に分けてくれたらいいのに…

駐車場の奥にトイレもあります。
トイレは最近建て替えられたらしく、とても綺麗でした。

駐車場から広場の方へ上ってくると、展望台がありました。
下の部分が日陰になっており、ランニングをしていた地元の方が休憩をされていました。

展望台の上からの風景はこんな感じ。
遠くまで眺めることができます。
残念ながら、長年風雨にさらされたせいか、海岸側に降りる道は通行禁止になっていました。
遠回りすれば行けるらしいですが、真夏の真昼間に行こうとは思えませんw
運悪く来た時に満潮だったので、降りたところで岩場は歩けないですし。
満潮の時は水没してしまう区画があるので、下から眺めたい方は要注意です。
ここがガッカリだよ、小赤壁。
えぇ、お気付きかもしれませんが、景勝地と聞いて訪れたのでちょっとがっかりポイントがいくつか…
せっかく来たので紹介したいと思います。
①ゴミが多い
まずはこれですね…
景勝地という名目なんですが、空き缶や花火の燃えカスなんかのゴミが結構多いです。
一応火の使用は禁止されていますが、警備員がいるはずもなく、厳しい目を光らせている人がいない状態でルールが守られるはずもありません。
海岸側には降りられなかったのですが、こちらも漂着物が結構多いとの口コミが。
海岸側に降りられたときから、ゴミが多かったのは確かです。
②景色が至って普通
こちらは展望台や崖の上からの眺めに関してですね~
確かに遠くまで眺められ、四国あたりまでばっちり見えるのですが…
特筆すべきものがあまりないです。
海が見えるなぁ…という程度ですね。
夜は高砂あたりの工場の明かりや、反対に広畑あたりの工場夜景も見えそうですが、それならもっときれいに見える場所はありそうですし…
これは次の項目で書こうと思うのですが、そもそも夜行くのはおススメしません。
これだったら同じ兵庫県の海沿いでも、神戸の夜景から大阪湾まで一望できる神戸周辺の海沿いや、砂浜や六甲山地の山々の見える須磨海岸、明石海峡大橋が間近で見られる舞子の海岸、牡蠣の養殖筏と入り組んだ海岸線の景色の特徴的な相生や赤穂の海岸線等もっと特徴的で綺麗な海岸があるなぁという感じです。
③ちょっと鬱蒼としている&治安がよろしくない
鬱蒼とした竹林を抜けてくる必要があったり、そもそも林に囲まれていたりと駐車場は少々鬱蒼としています。
いや、展望台付近を含めて日当たりはいいはずなんですけどね…
雰囲気なんですかね?
静かでずっといられる場所と、静かだけれどあまり長居しない場所とがあるとしたらここは後者ですね。
前の項目で夜行くのはおススメしないとした理由はここの治安にもありまして…
お昼間は家族連れやラジコン飛行機を楽しむ方、ランニングをする方等で結構人がいるのですが、夜になるとまた別の話。
街灯がない上に、竹林を抜けてこないとたどり着けない場所という立地や、ルール無用で花火がされていたりということの他に…
心霊スポットとして有名だという情報がありました。
私全く知らずにここ来たんですけどww
普通にトイレもいったわw
結構肝試しとかに来る方も多いみたいですね。
まぁ確かに結構雰囲気ありますし、ここへ来るまでの竹林の中もお墓が点在したりしているので夜には来たくないですね。
やんちゃな方も多く来ているみたいです。
という訳なので、特に女性だけで夜に訪れるのはやめた方が良いでしょうね。
④赤壁にあんまり似ていない
はい、致命的です。
小赤壁という名前なんですが…本家、中国揚子江の赤壁にあまり似ていません。
真夏に来たのが悪かったのかもしれませんが…草が生い茂っていてあんまり似ていない…
冬に来ればもう少し草も枯れて似ているのかもしれません。
いや…そもそも岩石とか水の色も全然違うし厳しいか…
どっちかというと同じ瀬戸内の離島の海岸線に近いです。坊瀬とか。地質的にもそりゃそうなんですがね。
弁明させていただくとすれば、命名されたのは200年前だということです。
海沿いですからね、200年もあれば風雨や高波で地形もかなり変わるでしょうし、
ポケットからスマホ1つ取り出せば赤壁の画像が検索できる我々と違って、命名した人はきっと記憶の中、もしくは絵画や文献の中の光景を思い出しながら名づけたんでしょう。
なので少々違っていても仕方ないです。
まぁただ、どこまでいっても海は海、河は河ですね。
という訳で、まぁ1回行ったら満足かなぁという感じです。
まとめ
姫路の景勝地、小赤壁は崖の上からの眺めがよくのんびりできる場所です。
これだけを目的に行くのはあまりおすすめしませんが、何かのついでに行ってみても良いのでは?
ではまた!