バイクでの雨天走行対策!【梅雨を乗り切ろう】

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こんにちは!

ライダーのツクヤです。

梅雨ですね!

バイク乗りの皆様にとっては雨が続きバイクに乗れない等、つらい時期でもありますよね。

雨が降っている場合はそもそもバイクを出さないという方もいるかもしれませんし、泊りでのツーリング等で宿を予約していて行かざるを得ないという場合もあるかもしれません。

今回は、バイクで雨天走行をする際の注意点や、より快適に雨天走行するためのアイテムの選び方等をご紹介していきたいと思います!

雨天走行時の注意点は??

雨天時は雨で視界が悪くなったり、道路状況によってはタイヤが滑りやすくなってしまいます。

そんな雨天走行時に注意すべきポイントをご紹介!

雨の日に滑りやすいポイント5つ!

道路の中でも特に雨の日に滑りやすくなってしまうポイントがいくつかあります。

これに注意して走行していないと、ふとした瞬間にタイヤがグリップを失い、最悪の場合転倒してしまうことも!

そんなポイントがこちら!

・マンホールの蓋や側溝の蓋、グレーチング等の金属部分
・道路上の白線や路面標示の上
・砂や泥の上
・路面の継ぎ目や橋の継ぎ目
・雨の降り始めのアスファルト

大きく分けると上記の5つになります。

マンホールの蓋や側溝の蓋、グレーチングなどの金属部分は晴天時もアスファルト舗装の路面に比べて滑りやすい部分ではありますが、雨天時はさらに滑りやすくなってしまいます。

どれくらい滑りやすいかというと、雨で濡れたマンホールの摩擦係数は0.2であり、これは積雪した路面とほぼ同じ数値なのです。

積雪路をバイクで走るなんてありえないと思う方も多いのではないかと思いますが、雨の日のマンホールもそれと同じくらい滑るということですね。

経年劣化で表面がつるつるになったマンホールの蓋はさらに滑りやすくなるため、注意が必要です。

金属部分でいうと、路面の継ぎ目や橋の継ぎ目等のポイントも同じく滑りやすくなっています。

走路上の白線や交差点付近の路面標示の上も注意すべきポイントです。白線上はアスファルトに比べ滑りやすい上に水はけが悪く、常に水が浮いたような状態になっています。

そこをバイクで走行すると、元々の滑りやすさに加えて水分でのハイドロプレーニング現象が起きてしまい転倒に繋がるということです。

以前に弟と四国へツーリングへ行った際に、雨天走行中に白線上でブレーキをかけた弟ががっつり転倒していました(笑)

幸い大きな怪我はなかったのでツーリングは続行しましたが…

砂や泥の上ももちろん注意すべきポイントですね。

乾いた路面でも注意すべきポイントではありますが、雨が降っている場合、普段泥が流れてきていないような場所でも雨水に混ざって泥が流れてくる場合があります。

砂や泥の上に乗ってしまうと、タイヤがグリップを失う原因になるので注意が必要です。

また、雨の降り始めはそれまで路面に付着していた砂や泥、ホコリやゴミなどが雨水によって浮いてくるので滑りやすくなります

まだ雨が本降りでないから大丈夫と考えず、注意して走行するようにしましょう。

雨天走行時の走り方!

雨天走行時は普段晴天時と走り方も少し変える必要があります。

そのポイントとは…

・「急」の付く動作は避ける
・車間距離は大きめに
・停車位置に注意する
・カーブはゆっくり曲がる

以上の4つです!

まず、「急」のつく動作、つまり急加速や急停車、急ハンドルを避けることです。

急加速や急停車、急ハンドルといった動作をした場合、急激にトルクがかかったり制動力がかかったりすることで、タイヤが濡れた路面をとらえきれずにスリップしてしまう可能性が高くなります。

スリップすることで転倒や事故へとつながる恐れがあるので、雨天走行時は急のつく動作を避けて運転するようにしましょう。

雨天時には山道なんかのカーブも、バイクを傾けすぎると晴天時は何ともなかったような場所でスリップする可能性があります。

カーブはいつもよりゆっくり曲がるようにしましょう。

次に、車間距離を大きめに取ることです。

前を走る車との車間距離が狭いと、前の車が急ブレーキをかけた際にこちらも急ブレーキをかけないといけませんよね。

晴天時も車間距離を大きめに取るに越したことはないのですが、雨の日は制動距離が延びるので、晴天時よりも車間距離を大きめに取ることが事故防止という点からは良いでしょう。

また、停車位置にも注意が必要です。

停車した際にマンホールや側溝の蓋の上で停車すると、足を下した際に滑って立ちごけしたりする可能性があります。

いや、そんなことありえないと思うかもしれませんが、私の友人はそれでやらかしていましたw

雨でも快適に走りたい!雨対策グッズまとめ!

雨でも走るという方向け、そして雨でも走らないといけないシチュエーションがありそうな方向けの雨対策グッズコーナーです!

選び方のポイント等もご紹介していきます!

1着は持っておきたい、レインウェア!

まず、バイクでの雨対策といえばこれ、レインウェアです!

はい、カッパですね。

ロングツーリングに行くなら荷物の中に入れておきたいアイテムでもあります。

3000円くらいのものから、1万円を超えるようなものまで幅広い価格帯で販売されています。

ホームセンターやワークマンでも購入できますが、レインウェアはそれなりのものを買うのが個人的にはおススメです。

レインウェアの場合は割と価格の差がそのまま性能の差に現れることが多いように感じます。

安いレインウェアと高価なレインウェアの一番わかりやすい差は対水圧透湿性です!

対水圧とは、そのレインウェアに使われている生地がどれくらい水を通さないかということで、大雨で10,000mm/㎠、台風やゲリラ豪雨のような激しい雨の場合だと20,000mm/㎠くらいあれば安心して走行できそうです。

透湿性はレインウェアの中からどれくらい湿気を外に排出してくれるかを示した数値です。

対水圧のほうを気にする方も多いのですが透湿性も案外重要で、せっかく耐水圧の高いレインウェアを用意しても、透湿性が低ければ中からの湿気でびしょびしょになってしまいます。

特に雨の多い梅雨の時期や夏場はレインウェア内に湿気がこもりやすかったり、汗をかいたりしますので、快適過ごすためにも透湿性も重視してみてくださいね!

安価なレインウェアもコスパは良いですし、通勤通学等短時間の使用には向いています。

もし破れたりしてしまっても気兼ねなく買い替えられるのもメリットですね。

高価なレインウェアは特に透湿性に優れていることが多いですね。

安価なものはナイロン等に防水コーティングしたものが多いですが、高価なものはそれぞれ独自の防水透湿素材を使ったものが多いです。

ご自身の予算や用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。

革のブーツを使っている方は必須アイテム!ブーツカバー

次にご紹介するのはブーツカバーです!

これは先ほどのレインウェアと違って、消耗品と割り切って安価なもので済ますのが個人的にはおすすめです。

どうせそのうち破れるのでw

防水素材の使われているライディングブーツ/シューズを使用している方には必要ないかもしれませんが、防水素材ではない革のブーツを普段はいている方はあった方が良いですね。

革のブーツはいったん雨水がしみ込んでしまうとしみになったり、中々乾かなかったりと跡が大変なので…

ブーツカバーにはゴム製のタイプやナイロンを使ったタイプ等があります。

私が普段使っているのはゴム製のタイプで、縫い目がないので絶対に雨水がしみ込んでこないのが良いですね。

ワイルドウィング(WILDWING) シューズカバー(ハイカット)ラバー製 【完全防水】

↑私が使っているブーツカバーです。今のところ使っていて中まで浸水したことはありません。

水がしみ込んでくるのが多少軽減される、レイングローブ

次にご紹介するのがレイングローブです。

これはですね…

選ぶのが難しいですね。

今まで2つ購入しましたが、どちらも完璧に防水できるわけではありませんでした。

多少マシになる、くらいの感じですね。

まぁグローブは縫い目も多いので仕方ないですw

1,2時間くらいなら乾いた状態をキープしてくれます。

SSTRみたいな1日中走るシチュエーションだと普通にビシャビシャになりますw

まとめると…

レインウェア:お金をかけるべき

ブーツカバーとレイングローブ:安いもので良い

といった感じですね。

レインウェアを良いものにするだけでかなり快適性の違いがありますのでおススメです。

まとめ

・雨天走行は普段よりも危険なシチュエーションがたくさん。気を付けるべきポイントを押さえて安全にバイクに乗りましょう!

・レインウェアは良いものを、それ以外は安物でOK!

最後までご覧いただきありがとうございました!

ではまた!「


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