【岡山県】牛窓のおススメツーリングスポット5選!綺麗な景色やお洒落なカフェもアリ!【牛窓ヨットハーバー/牛窓オリーブ園/前島/テレモークカフェ/水没ペンション村】

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こんにちは!

ライダーのツクヤです。

皆様、ツーリングシーズン開幕ですよ!

今回は岡山県で海がとてもきれいなツーリングスポット、牛窓の魅力をお届けしたいと思います!

牛窓ってどんなところ?

牛窓地域は岡山県瀬戸内市にある地域で、江戸時代には参勤交代や朝鮮通信使の寄港地として栄えました。細くくねった道筋には、当時の面影が残っています。

港を中心とした街並みと名産のオリーブは「日本のエーゲ海」と呼ばれる程美しいと言われており、高台からは瀬戸内の島々を見渡すことができます。

また、瀬戸内に沈む夕日は「日本の夕日100選」にも選ばれていて、息をのむ美しさです!

近年ではマリンスポーツが盛んで、海を見れば多くのヨットの帆が見えます(^^♪

もちろんバイクでツーリングに訪れるのにも最適で、まず岡山県の瀬戸内地域は年間を通して雨が少なく、「晴れの国」と呼ばれるほど年間の晴れの日数が多いので、快適にツーリングができる可能性が高いです。

さらに、高速道路やバイパスからのアクセスも良く、岡山ブルーライン邑久ICから15分ほどで牛窓の中心街へと行くことができます。

美しい景色と一緒に愛車の写真を撮ることもできるので、個人的にはイチオシのスポットです。

マリンスポーツの流行やSNSで情報が発信されたことで、衰退していた町にも新しくカフェや飲食店、観光スポットが整備され、さらに魅力的な町へとなっています!

そんな牛窓の観光スポットやカフェをご紹介していきます~

牛窓のおすすめツーリングスポット!

早速ですが牛窓のおすすめツーリングスポットやカフェをご紹介!

実際に私がツーリングで行った中でおすすめをご紹介していきますね~

①たくさんのヨットとマリンスポーツで賑わう明るい港!牛窓ヨットハーバー!

マリンスポーツを楽しんでいる人々やたくさんのヨット、そしてヨットのオーナーや観光客で賑わっているのがこちらの牛窓ヨットハーバーです!

ヨットをイメージした特徴的な建物が目印です。

この中にヨットハーバーを一望しながらご飯が食べられるカフェ『港の中のキッサテン』が入っており、日本のエーゲ海とも称される海を眺めながらお食事やコーヒーを楽しむことができます。

私も本当はここで昼食を食べるつもりだったのですが…

完売していましたw

食事メニューは数量限定らしく、13時の時点でまさかの売り切れw

早めに行った方が良さそうです。

牛窓ヨットハーバーからの眺めです。

この日もマリンスポーツを楽しんでいる方やヨットの整備をする方などで賑わっていました。

駐車場もあるので、是非訪れてみてはいかが?

②牛窓テレモーク、テレモークカフェ

海を眺めながら食事やコーヒーを楽しめるスポットはまだまだあります!

2021年にオープンした牛窓テレモークは、旧瀬戸内市立牛窓診療所の建物を改装してカフェやシフォンケーキ専門店、音楽スタジオ、お花屋さん、食料品店等の複合施設としてリニューアルしたものです。

テレモークというのは、長年牛窓に住んでいた文芸学者の西郷竹彦が翻訳したロシア語の絵本「ちいさいお城(原題:テレモーク)」に由来するものだそうです。

その中でも今回はテレモークカフェをご紹介!

テレモークカフェは入口入ってすぐ右側。

1F天井が一部取り払われて吹き抜けになっており、大きな窓と合わさって明るくて開放感が素晴らしいです。

カフェのカウンターは元々の診療所の受付カウンターを再利用したものなんだとか。

ピザやカレー等美味しそうなメニューが色々あるのですが…今回はコレ!

瀬戸内イカとトマトのピザ!

そしてコーヒーはテレモークブレンドです。

イカの噛み応え、そして旨みたっぷりのピザで、ピリッとしたコショウがアクセント!もちろんトマトとの相性もバッチリです。

ピザを切るやつ(名前なんて言うんだろw)がレコードの形になっているのもオシャレですね。

コーヒーも深煎りのブレンドで酸味が少なくてコクがあり、ピザによく合います。

海を眺めながらのんびりとピザとコーヒーを楽しみました!

牛窓テレモークは市街地や港からも近く、他のところへ寄ったついでなんかにも立ち寄りやすそうです。

③牛窓オリーブ園の中にあるスペシャリティコーヒー店、山の上のロースタリ

牛窓といえばオリーブ!

牛窓オリーブ園にも立ち寄ってみました。

牛窓オリーブ園には役2000本のオリーブの木が植えられており、6月ごろにはオリーブの花が咲くんだとか。

また、秋にはオリーブの収穫イベントも開催されるそうです。

今回は完全なオフシーズンですねw

また、牛窓オリーブ園は高台にあり、瀬戸内の島々を一望できます。

ちょっと雲が多かったのですが…晴れた日ならそれはもう綺麗に見えるはず!

オリーブ園の展望台にはオリーブを使ったソフトクリーム(寒いので今回は食べませんでしたがw)や各種お土産の購入できるショップもあります。

そんな展望台の2階にあるスペシャリティコーヒーのお店が山の上のロースタリです!

イエメン産のコーヒー豆を使ったスペシャリティコーヒーの楽しめるお店で、コーヒーに合う焼き菓子なんかもあります。

今回はカフェラテをチョイス!

少々値は張りますが、イエメン産の豆を使ったコーヒーはとても香り高く爽やかな味わい。

カフェラテでも爽やかさは失われておらず、美しい景色を眺めながら飲むコーヒーが最高です!

器も不思議な形でオシャレですよね~

外見はちょっとさびれ気味な展望台ですが(失礼)、中にこんなオシャレなカフェがあったとは知りませんでした。

コーヒー好きの方、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

④牛窓港からフェリーで5分!絶景の島、前島!

牛窓港からフェリーで5分のところにあるのが前島です!

キャベツ畑の広がるこの島は、フェリーにバイクを積んで行くこともできます。

1週10分ほどで回ることのできる前島ですが、高低差が結構あり、高台からは瀬戸内を一望することができます。

かつて大阪城築城の時にこの前島からも石垣に使う石を切り出して運んでいたそうで、その時に運ばれなかった石が現在も島に残っています。

意外な場所に残されているので、探してみるのも面白いかもしれません。

牛窓港のフェリー乗り場は、瀬戸内市観光センター「きらり館」の目の前!

フェリー乗り場の看板が出ています。

牛窓港側には建物は一切なく看板のみなので、初見では現役のフェリー乗り場だと気づくのに時間がかかるかもしれませんw

フェリーの切符は前島の待合室で往復分を購入するスタイル。

牛窓側では何も購入せずただフェリーに乗るだけで大丈夫です。

あまりないスタイルですよね~

運賃は2024年に値上げがありましたが大人往復400円子供200円とリーズナブル。

バイクはライダー1人もあわせて750㏄未満が往復1000円750以上が1200円となっています。

しばらくするとフェリーが到着しました。

瀬戸内海航路でよく見るタイプの小型のフェリーですね。

私が幼少期を過ごした広島の呉でも、よくこのタイプのフェリーを見ていたので少し懐かしいです。

前島行きのフェリーはほぼ貸し切り状態w

平日の午後2時過ぎの便なんてこんなものでしょうw

すぐに前島に到着。

牛窓港から既に前島のフェリー乗り場は見えていましたからね~

前島ではレンタサイクルやシーカヤックなどのアクティビティも楽しめます。

また、このあたりの海域は野生のスナメリの生息地になっており、運が良ければ海面から顔をのぞかせたり、息継ぎのために浮上してきたスナメリを見ることができるかもしれません。

風のない穏やかな日がスナメリに出会える確率が上がるんだとか。

残念ながらこの日は強風が吹いておりスナメリには出会えずでした…

春にはスナメリの出産シーズンに入るので、親子で泳ぐ姿を見られることもあるようです。

どこかのどかで穏やかな空気の流れるぽかぽかとした島、フェリーですぐに渡ることもできるので行ってみるのもよいかもしれませんね~

⑤廃墟マニアにもおすすめ!?水没ペンション村!

牛窓港からバイクを走らせること約15分、意外な人気スポット、鹿忍グリーンファーム跡(水没ペンション村)へとやってきました。

ここはかつて塩田があった場所のようで、干拓地のため標高がマイナスとなっておりそのままでは排水が困難なのです。

元々は雨水や海水などをポンプで排水していたようです。

1980年頃にこの場所で鹿忍グリーンファームの建設が始まり、テニスコートやゴルフ場などを備えたペンションが開業したそうですが、業績はあまり振るわず。

バブルの崩壊もありペンションは2003年頃に廃業。

テニスコートやゴルフ場等はその後も細々と営業していたそうですが、それも2010年頃に廃業し、完全に廃墟になっていました。

そのころから排水ポンプの老朽化で徐々に液状化は進行していたそうなのですが、2014年の台風で排水ポンプが破損、完全に排水機能が止まってしまい同年中には今とほぼ同じ状態まで一気に水没してしまったとのことです。

現在の鹿忍グリーンファーム跡は完全に水没して水鳥の楽園と化しており、大小さまざまな水鳥の姿が見られました。

建物は一部取り壊されてはいるようですが、手つかずで残っているものもかなりあり、水面に浮いているように見えます。

また、テニスコートやゴルフ場の残骸、水没した車や標識、案内看板も確認することができました。

駐車場はありませんが(水没しているので)、路肩に少し停めることができそうなスペースがあったので、バイクはそこに停めて手っ取り早く写真だけ撮って退散するのが良さそうです。

害虫であるユスリカが大量発生しているという情報もありますので、興味のある方は夏場以外に行ってみることをおススメしますw

ここ以外にも牛窓にはバブル期に作られたと思われるペンションなどの廃墟がいくつかあるので、見つけてみるのも面白いかもしれませんね。

※廃墟への侵入は不法侵入となりますので外から眺めるだけにしましょうね。

まとめ

日本のエーゲ海とも呼ばれる美しい景色が魅力の牛窓。

昔から続くスポットに加え、最近できた新しい観光スポットやカフェもオープンしています。

駐車場がありバイクでも訪れやすいスポットが多いのでツーリングにもおすすめです!


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